夏休みに家探しをすることのメリット・デメリットについて

早いもので、今年もすでに半分以上が終了し、全国的に夏真っ盛りとなっています。 また、8月には夏休みを取るという方も多いかと思いますが、この休みを利用して家探しをすることには、一体どんなメリットがあるでしょうか? デメリットと併せて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

夏休みの家探しにおけるメリット

夏休みの家探しには、主に以下のようなメリットがあります。

①ライバルが少ない 夏休みの家探しには、まず“ライバルが少ない”です。

なぜなら、非常に気温が高いからです。 つまり、わざわざこのような暑い時期に不動産会社を回ったり、内見をしたりする方は少ないということですね。 また、夏休みはあくまで“休み”です。 最近は、新型コロナウイルスの影響で減少しているとはいえ、この時期には遠出している方も多いため、これもライバルが少ない理由となっています。

②良い条件を引き出しやすい 夏休みの家探しには、“良い条件を引き出しやすい”です。

不動産会社は、夏休みに入ると顧客が減少することを把握していますので、なんとか今ある物件をその前までに売却したいと考えます。

そのため、買主からすれば、相場よりも安く物件が手に入ったり、その他のオプションを付けてもらったりしやすいということですね。

すべての物件の購入条件が良くなるわけではありませんが、他の時期に比べていろいろな交渉がしやすいのは確かです。

③子どもが環境に適応しやすい 夏休みに家探しをすることには、“子どもが環境に適応しやすい”ということも挙げられます。

子どもがいる世帯は、夏休みに住居を購入することで、子どもを転校させなければいけないことも考えられます。

また、知らないエリアの知らない学校にいきなり通うことは子どもにとって大きな負担となりますが、夏休みの間に引っ越せば、子どもは周辺環境に慣れるまでの時間を確保できます。

結果、それが子どもの負担減少に繋がるでしょう。

④引っ越し費用が安い 夏休みに家探し⇒購入⇒引っ越しと進む場合、引っ越し費用は非常に安くなります。

引っ越し業者は、暑い時期に引っ越しをする方が少ないことをわかっていますから、このような苦境を乗り切るために、前もって料金を低く設定していることが多いです。

夏休みの家探しにおけるデメリット

一方で、夏休みの家探しには以下のようなデメリットもあります。

①盆休みと被る 夏休みの家探しには、“盆休みと被る”ということです。

盆休みには、たくさんの企業が休業に入りますが、これはもちろん不動産会社も例外ではありません。 つまり、夏休みの家探しといっても、盆休みの時期しか時間が取れないという場合は、満足に不動産会社、内見に訪れることができないというわけですね。

②物件の数が少ない 夏休みの家探しはライバルが少ないという話をしましたが、“物件数”が少ないのも事実です。

したがって、転出入が多くなる春先などと比べて、たくさんの選択肢から物件を選ぶことは難しくなります。

③引っ越し作業が大変 夏休みの家探しには、“引っ越し作業が大変”というデメリットもあります。

先ほども解説したように、夏休みの時期はとても気温が上がります。 1年でもっとも暑い時期と言っても過言ではありません。 このような時期に家探しをして、引っ越し作業までするとなると、熱中症のリスクは大きくなってしまいます。

まとめ

ここまで、夏休みに家探しをすることのメリット・デメリットについて解説してきましたが、いかがでしたか? 夏休みを利用して新居を探すことは、決して悪いことではありませんし、ゆっくり物件を吟味することも可能です。 ただ、選択肢は決して多くないこと、内見や引っ越しの身体的負担が大きいことに関しては、あらかじめ留意しておきましょう。

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