夏休みに“北向き”の自宅を売却する際のアピールポイント

8月には盆休みがあり、夏休みを取る方も増えるため、この期間を利用して自宅を売却しようと考える方もいるでしょう。 また、夏休みに売却する自宅が“北向き”のマンションである場合、うまくアピールすることでデメリットをメリットに変えることができます。 一体どういうことなのか解説しましょう。

北向きの部屋の特徴について

北向きの物件には、まず”日当たりが良くない“という特徴があります。 日当たりの良さを重視して物件を購入する方は多いため、これはデメリットと言って良いでしょう。 また、東南側に窓が設置されていない場合、北向きの物件には“風通しが悪い”という特徴も生まれます。 ただ、夏休みの自宅売却において、これらの特徴をうまく伝えれば、それをメリットに変えることができます。 では、具体的にどうやって伝えれば良いのでしょうか?

①日焼けしない

先ほども触れたように、北向きのマンションには“日当たりが良くない”という特徴があります。 ただ、このまま伝えると購入希望者の心象を悪くしてしまうため、夏休みの自宅売却では、“日焼けしない”ということをアピールしましょう。 つまり、夏の強い日差しが射し込みにくいことにより、カーテンや窓際に置かれたインテリア、本棚の本などが日焼けしにくいことを伝えるべきだということですね。

②部屋が涼しい

北向きの物件における“日当たりが良くない”というデメリットをメリットに変える方法は、他にもあります。 日当たりが悪いということは、部屋の中に長時間強い光が入り込まないということであるため、当然室温も上がりにくくなりますよね。 夏休みの自宅売却では、これをアピールポイントとして伝えましょう。 つまり、北向きの物件は、夏場でも比較的“部屋が涼しい”ということですね。

③光が眩しくない

何度も言うように、北向きの物件はあまり日当たりが良くありません。 これは、言い換えると“光が眩しくない”ということになります。 眩しすぎる光は、時に生活において邪魔になることがあります。 例えば、窓側に机を設置したいにも関わらず、非常に日当たりが強いと、眩しくて勉強や仕事に集中しづらくなる可能性もあります。 したがって、購入希望者の考え等によっては、“光が眩しくない”ということを夏休みの自宅売却で伝えるのも良いでしょう。

その他のアピールポイントについて

これは、北向きのマンションに限ったことではありませんが、夏休みに自宅売却をするのであれば、やはり夏に関するアピールポイントを推していくべきです。 例えば、“部屋から花火が見える”といったポイントは、必ず伝えるべきですね。 特に、最上階や角部屋等にあるマンションでは、室内からバッチリ花火が見える可能性もあるため、これは非常に大きなアピールポイントになりますね。

夏休みの自宅売却における注意点

夏休みの自宅売却をするにあたって、内見を開催するという場合は、購入希望者に“部屋が暑い”と思われないように注意しましょう。 先ほど、日当たりが良くない北向きの物件は、室温が上がりにくいという話をしましたが、ずっと閉め切った状態では当然暑くなってしまいます。 場合によっては、外よりも暑く感じることもありますね。 こうなると、“部屋が涼しい”というアピールはなかなかできなくなってしまうため、内見の少し前から窓を開けておくか、エアコンを付けておくことで対応しましょう。

まとめ

ここまで、夏休みに“北向き”の自宅を売却する際のポイントをまとめて解説しましたが、いかがでしたか? もちろん、北向きでなくても、周辺にある建物等の関係から、日当たりや風通しが悪い物件は存在します。 そのような物件を売却する際は、ぜひ前述のような方法でデメリットをメリットに変え、うまく購入希望者の心を掴めるように工夫してください。

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