• エリア情報
  • 主に、さいたま市に関する住まい・ライフスタイル・商業施設・不動産等の情報を掲載しています。

JR大宮駅における1日平均乗降客数の変化を見てみよう

JR大宮駅は、現在埼玉県内でもっとも乗降客数の多い駅となっています。
大宮駅全体が利便性の高いターミナル駅ですから、こちらのデータにも納得できます。
では、JR大宮駅は、昔から乗降客数の多い駅だったのでしょうか?
今回はこちらを調べるために、JR大宮駅における1日平均乗降客数の変化を見てみたいと思います。

JR大宮駅における1日平均乗降客数の変化(1987年~2000年)

まずは、JR大宮駅における1日平均乗降客数の変化を、1987年~2000年という期間で見ていきたいと思います。

年度 1日平均乗降客数
1987年(昭和62年) 168,743人
1988年(昭和63年) 183,932人
1989年(平成元年) 194,804人
1990年(平成2年) 206,698人
1991年(平成3年) 218,025人
1992年(平成4年) 224,645人
1993年(平成5年) 228,603人
1994年(平成6年) 232,403人
1995年(平成7年) 235,147人
1996年(平成8年) 237,180人
1997年(平成9年) 233,123人
1998年(平成10年) 228,410人
1999年(平成11年) 228,571人
2000年(平成12年) 228,219人

上記のデータをご覧いただけるとわかるように、JR大宮駅における1日平均乗降客数は、昭和と平成の境目ごろから、順調に増加を始めています。
また、古くからかなり多くの乗降客数を誇っていたこともわかります。
ただ、そこから毎年順調に増加し続けたのかというと、決してそういうわけではありません。
むしろ、1996年~2000年にかけては、少し減少しています。

JR大宮駅における1日平均乗降客数の変化(2001年~2019年)

続いては、2001年~2019年の期間における、JR大宮駅の1日平均乗降客数の変化を見ていきましょう。

年度 1日平均乗降客数
2001年(平成13年) 227,835人
2002年(平成14年) 228,247人
2003年(平成15年) 227,683人
2004年(平成16年) 228,271人
2005年(平成17年) 231,599人
2006年(平成18年) 233,719人
2007年(平成19年) 239,111人
2008年(平成20年) 239,720人
2009年(平成21年) 236,424人
2010年(平成22年) 235,151人
2011年(平成23年) 235,744人
2012年(平成24年) 240,143人
2013年(平成25年) 245,479人
2014年(平成26年) 244,556人
2015年(平成27年) 250,479人
2016年(平成28年) 252,769人
2017年(平成29年) 255,147人
2018年(平成30年) 258,108人
2019年(令和元年) 257,344人

2001年ごろからも、数年の間、JR大宮駅の1日平均乗降客数はそれほど大きく変化していません。
2011年ごろまでは、ほとんど同じと言って良いでしょう。
それ以降は、また減少する期間がありながらも、年々少しずつ増加していき、現在の乗降客数に至ります。
直近10年で20,000人ほど増加しているため、今後はさらに増えていく可能性が高いでしょう。
ちなみに、前述のJR大宮駅における1日平均乗降客数の変化は、あくまで“JR大宮駅で切符を購入した人の数”の変化を表すものです。
“JR大宮駅で電車を降り、改札を出た人の数”はカウントされていないため、こちらを含めると2倍近く数字は大きくなるでしょう。

JR大宮駅の乗降客数はなぜ多い?

JR大宮駅の乗降客数が多い理由としては、大宮駅全体、ひいては大宮というエリア自体の人気が高いことが挙げられます。
埼玉県最大のターミナル駅と繁華街で形成される大宮駅周辺は、ショッピング環境や飲食店が特に充実しています。
また、大宮の人気が高い理由としては、なんといってもアクセス環境の良さが挙げられます。
13もの路線が走る大宮駅は、新宿や渋谷、品川、横浜など、関東圏の主要エリアへのアクセス環境に優れています。
そのため、都内から大宮に移住するというケースも増加しています。
それでいて、都内に比べると賃貸物件の家賃、不動産の購入価格などはリーズナブルであるため、住みやすさを感じている方はとても多いでしょう。

まとめ

ここまで、JR大宮駅における1日平均乗降客数の変化を中心に見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
JR大宮駅の乗降客数は、30年以上前から高い数字を叩き出していたことがわかりましたが、現在に至るまで飛躍的に増加し続けたわけではありません。
大宮というエリアの利便性が上昇し、人気が高まっていくとともに、少しずつ乗降客数も増えていったというイメージです。

関連記事一覧